さよならDoppelganger FX-06 RTR

2018年12月、愛車であったFX-06がイキました。というか、フレームにヒビが入ったので破断報告になります。

結論から言えば大往生です。一般的にはアルミフレームの自転車は寿命が5年と言われていますので、2010年の購入から毎日のように乗り、コンビニから150km超のロングライドもこなして8年半以上もったので2万円の自転車にしては、かなりの長持ちと言えるんじゃないでしょうか。

全体的に精度は値段なりでしたが、フレームの格好良さと色が気に入って購入しました。2つに折り畳んでも小さくはならないものの部屋へ持ち込むには十分で、狭い場所にも駐輪できるというメリットがあり、気軽に乗れて盗まれるほど高級でもないという、まさにすべての個人的な要件を満たすいい自転車でした。ドロップハンドルで乗るにはフレームが大きかったのだけが微妙。

というわけでヒビの入った箇所は以下のとおりになります。

1. シートクランプ付近

シートチューブの上部、クランプの下あたりに半周ほどヒビが入ってました。ここは折り畳み自転車でも破断の多い箇所のようです。2018年12月上旬にこのひび割れに気付き、ほぼ立ち乗りで次の自転車用のパーツを買い集めていました。

原因としては、そのままだとシートチューブの径が大きく、シートクランプをガン締めしないとずり落ちてしまうのがあったのかなと思います。簡単に説明すると、シートポストの径が25.4mmなのに対し、フレーム側の穴が25.6mmぐらいあった感じです。精度の悪さっていうかね、メイドインチャイナですよね。安い自転車ではよくあることです。

このへんは他の折り畳み自転車でも破断報告の多い箇所のようですので、皆様もお気を付けください。ちなみにヒビは気付いた時点で内側まで達しており、半周ほど入っていたヒビが1周したらポッキリいってました。

2. 折り畳み機構下部(ボトムチューブ)

ボトムチューブの下側半周に内部まで達しているヒビあり。FXシリーズでは負荷の掛かりやすい部位だと思われます。

ここは2~3年ほど前からうっすらとヒビが入っており、塗装の割れかなと思ったんですけど、今考えると負荷が掛かって軽くヒビが入ってたんでしょう。2018年12月から立ち乗りしまくりでフレームの負荷が増大、ヒビが大きくなったのかと。小さなヒビでも見逃したらいかんですな。

総括

毎日乗るような自転車なら、週に1回ぐらい拭き掃除をしながらヒビ割れ等のチェックをしましょう。特にアルミだと、いきなりポキンと折れて事故の元になります。いやあ、早めに気付けてよかったよかった。

ああ、つぎは、なぜかドッペル公式に載ってない赤のヤフオクで安く手に入れたDoppelganger 260 Parceiroだ…。

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