冬の自転車ライドにはハンドルカバーが必要だった


長いこと冬の寒い時期に冬用グローブだけで耐えてきましたが、ハンドルカバーが存外良かったという話です。

自転車に乗ってると冬の寒さがこたえますよね。-10度用の自転車用グローブを使ってたんですが、まあ寒いったらありゃしない。ということで、前から気になってたハンドルカバーを使ったツーサウザンド・ツェニーツー・オブ・ウインターでした。

結果、何でもっと早く使わなかったんだという感想しか出てこなったので以下よろしくお願いします。

ハンドルカバー、出前カブとかおばちゃん自転車のハンドルについてるアレです。アレのロードバイク用のやつをミニベロに装着して使いました。

うん、格好悪い! サイテー! でも温かい!

マウンテンバイクとかクロスバイクのフラットバー用ハンドルカバーだと、もうちょっとスマートな感じになります。が、ドロップハンドル用は何かクソでかいんですよね。ミニベロだとさらにデカくて異物感がすごい。鈍感力が問われます。


開口部はガッポリ開いてます。ブラケット持ちだけに限定されるのはデメリットでしょうか。当然、下ハンは持てません。


ガッポリ開いてるだけに、手は突っ込みやすいです。じゃあカバー内で温まった空気が逃げるんじゃないのと思われるかもしれませんが、手の甲あたりが少し冷える程度で指先は全然平気でした。

気温5度以下、時速20km以下の場合

スキーグローブみたいなゴツいやつでも大体は気温5度以下で厳しくなってくると思います。これは出力をある程度上げて走り、体が温まっている状態を想定しているんじゃないかなと。街乗りでチンタラ走ってると体が温まらないので、ブレーキレバーから伝わる寒さで指がかじかんだりするんですよ。

そこで! ハンドルカバー! です!

気温3度でも素手でいける! 格好悪い! でも温かい! ワシらのようなもんにもハンドルカバーはぬくもりをくれるんや…!

実際、2022年の1~2月はハンドルカバー+素手か気温10度までしか使えないグローブでしのいでました。

素材は厚手のネオプレン。風をガッツリ防いでくれます。価格帯は2000~3000円ぐらいでしょうか。

気温-3度、時速20~25km

真冬の深夜、帰宅途中にもベンチマークが取れたので書いておきます。

さすがの冷え込みと走行風で厳しい環境。10度までのグローブとハンドルカバーでは指先がしびれて走れない状態だったので、シマノの冬用グローブに交換しました。

このグローブ単体だと気温0度は結構厳しい感じです。5度でも長時間は出力上げて漕がないといかんですね。

ところがハンドルカバーと組み合わせれば寒さが嘘のように気にならなくなりました。鼻水は無限に出るけど手はむしろ温かい! という経験が激推しの理由です。いや、マジで助かった。

デメリットというか注意点


ハンドルの2箇所をベルクロで留めるため、ロード用はバーテープにベルクロ部分が当たります。


ワンシーズン2ヶ月ちょっと使用した感じがこちら。あらかじめベルクロが当たる部分にビニールテープでも巻いておいたほうがいいかもしれません。

ただ、このデメリットを上回る「冬に寒くない」というメリットの大きさよ…。来シーズンも使っていきます。


たとえ格好悪くても! オレたちの冬はこれからだゼ!(気温34度の6月末にこれを書いてます)

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