気になる自転車のリム汚れ・黒ずみを落としてみた

アルミリムでリムブレーキを使っていると、どうしてもゴムの黒ずみが残ってしまい、また、ブレーキの効きも悪くなって困りものですよね。てことで、あんまりお金をかけずに何とかしてみました。

主流はラバー砥石

こんなのが出てたんですね。ラバー砥石で汚れを落とすというか、薄く削る感じで磨いていくんだそうで。前後のリムを合わせて4面を! 深夜に! おじさんが! シコシコと!(偏見)

レビューとか使用レポートとかを見ると、やっぱり大変なんだそうで。

面倒くさがりの私が選んだのはナイロン磨きシート

これ。サビとか頑固な汚れを落とすのに使うナイロン磨きシート。台所スポンジに焦げ落とし用の硬いやつがありますよね。あれと同じようなもんです。もしかしたら表面に研磨用の金属粉が吹き付けてあるかもしれない。

今回使ったのはイトー株式会社のiHelp ナイロン磨きシート320番。ホームセンターで165円とかそんなもんだったと思う。イエス、曖昧な記憶。違うメーカーのやつでも1枚260円ぐらいでした。

結果から書くと、320番はちょっと荒すぎたかもしれない。ラバー砥石が320番だから同じ番手のを買ったけど、600番1000番でもいいんじゃないかしら。と思いたって1000番を買ってシコってみましたが、黒い筋が若干残る感じでした。うーん、だとすると根こそぎやるなら320番、もうちょいソフトタッチでタッチングなら600番ってところでしょうか。何だよタッチングって。

磨きシートが厚い場合はカッターで半分ぐらいにスライスすべし。

磨きシートが厚い場合はハサミかカッターで半分ぐらいにスライスすべし。

磨きシートをブレーキシューと同じ大きさに切ってリムとブレーキの間に挟み込み、軽くブレーキを握りながらリムが3周するぐらいまで自転車を押す。仕上げにアルコール洗浄スプレーと布で拭いて終わり。一応、掃除するときにリム全体へ水を吹いてあります。

注意点としては、ブレーキを握ったときに磨きシートがタイヤに当たっていないのを確認すること。気をつけないとタイヤも削っちゃうゾ★

で、結果はこのとおり。おお、布で拭こうがメラミンスポンジでこすろうが消えなかった黒ずみがきれいに削れて! そう、削るんでリムの寿命も削れてるんですね。リムは消耗品。けして忘れてはならぬ……!

使用済みの磨きシートは真っ黒に。あくまでも汚れ取りを主眼においていたんで磨きシートを使いましたが、ブレーキ当たり面を滑らかにするならラバー砥石でシコるのもいいんじゃないでしょうか。そんな感じで、ひとつ。

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