ドッペルギャンガーFX-06 RTR レビュー

ドッペルギャンガー FX-06 RTR
ドッペルギャンガー FX-06 RTRが発売されたのは2010年。遠い遠い昔のことじゃった……ってほどではありませんが、今さら感は無視してここにレビューを記す。だって書きたかったんだモン★

若い頃はローンでマウンテンバイクを買うほどの古強者であったワシも、膝に矢を受けてしまってからは16インチの折りたたみ自転車で満足するようになってしまってな。ていうか、やっぱり室内保管できないことにはどうしようもないので、若干でも場所を取らない折りたたみ20インチ自転車、しかもそこそこ走れるやつを探していたんですよ。それまで乗っていた16インチは、サスペンションのバネが柔らかくなって跳ねまくるうえにギシギシと音がうるさくて夜も眠れないよ黙れこの早漏野郎ッという感じであり、この16インチ自転車との決別をした私がそこにいた(他人事)。

そして、まだ見ぬ20インチ自転車を求め、取材班はAmazonへ飛んだ! そこで我々が見たものとは!

私が私に突きつけた購入の条件とは…?

Amazonのランキングって便利ですよね、売れ筋がわかって。で、一覧から好みのやつをブックマークしていって、後から細かく用途に合う自転車を絞り込んでいったわけですよ。

1) 20インチ以下で折りたたみ

これは室内保管のため。もうね、外に置いてたら安い自転車なんてすぐ盗まれるし、風雨にさらされて1年もたたずサビッサビですよ。そんなのは嫌だってことで、レバー1本を外せばすぐに折りたためるやつを欲するのですよ。で、折りたためる自転車だと20インチ以下しかないんですよね。いわゆる小径車ってやつです。折りたたみ自転車を小径車に含めるかどうかは、ぁたしバヵだからゎかんなぃょ。。。

2) 見た目の好み

ハンドルポストがビヨーンって伸びてるやつ、あんまり好きじゃないのよね(魚のパイ包み焼きを食べながら)。自転車は見た目が命。性能なんて値段相応でしかないんだ!(暴言) というわけで、性能なんてパーツを交換すれば何とかなるし、じゃあ見た目は譲れないポイントだよねと。Xフレーム、かっこいいよね、折りたたみだけど!

そういうわけで選んだのがドッペルギャンガーFX-06です。レーストラックとか大仰なキャッチコピーがついてるけど、シティーサイクルってやつです。街乗り自転車。チリンチリーン♪ イエーイ!な感じの(伝わらなさ)。

買ってから素のままで乗っての雑感

お、おぅ……。実際はそんな感じでした。

お安いパーツ類

購入時は2万1500円。安くなったとはいえ、まだそれなりの値段がするアルミフレームがこの値段で買えるんだからと覚悟はしていましたが、やっぱりパーツは一番安いやつを使ってました。1万円以下のママチャリについてるようなブレーキ、頑張ってもすぐに錆びそうなスチールのパーツ類、その他もろもろ。特にブレーキは結構やばいと、おもい、ましたっ!(とても、げんきよく)

フォローしておくと、現行車種については結構ましなパーツを使ってますよ。ホームセンターで売ってるような2万円以下の自転車なんかと比べると、こりゃ頑張っておるわいと言わざるを得ない程度には。ガチ乗りにはほど遠いとしても。

ドロップハンドルで乗るにはフレームがでかい

トップチューブ長で見ると、FXシリーズは535ミリ。これはロードバイクだと身長170~175センチぐらいが適正なサイズです。あれ、じゃあアタシ、余裕で乗れるんじゃない? でもレースじゃないんだから、ちょっとはリラックスポジションで乗りたいじゃん? ってことで、サドルを一番前に、ステムっていうパーツは入手可能な一番短いやつをつけてハンドルのポジションを近くしてます。つうか、それでも大きいよね。

んー、最初はマウンテンバイクみたいなフラットバーで乗るつもりだったんですけど、手が疲れない、しびれない、握る場所が多いっていうドロップハンドルの良さに気付いてしまいまして。

ただ、やっぱりリラックスポジションで乗るならフラットバーかブルホーンがいいですね。ていうか、ブルホーンでもよかった気がする。むしろブルホーンがいい。ブルホーンじゃなきゃ嫌だ! もう……戻れないんや、ワシら戻れないんや! いや、気に入ってますよ、ドロップハンドル。

ある程度乗り込むならパーツ交換前提で

中国製アルミフレームって信用できない度が高いんで、耐用年数は5年程度をみておいたほうがいいかもしれません。個体差もよく見られるというぐらいのクオリティーでもあることですし、あんま長く乗るのはおすすめしないってことで、ひとつ。

で、お前はどんな乗りかたしてんのよっていうと、パーツはフレーム以外全部交換して、近所のコンビニから、最長だと80km先の埼玉県まで乗ったりなんかしてますよっと。しかも、これを書いてる時点でもう5年目に突入しております。距離だと4万kmぐらいでしょうか。意外ともつじゃーん(汚い笑顔で)。

dl800jpgというわけで最初にやったギャンガーは、安全のためにブレーキレバー、ブレーキパッド、ブレーキ本体の交換。そして1万円ママチャリに付いてるような止まらないブレーキを沼に送りターンエンド! 使ったブレーキはドッペル非公式Wikiの導きによりダイアコンペのDL-800に。ブレーキシューはシマノのアルテグラ用。その後、ブレーキシュー(ゴムの部分)は雨天でも効くようにSWISS STOPへ変更。これは円安当時で2700円と高かったが大変良かった。雨天でもしっかり止まる。マスト。

他の交換したパーツを並べ始めるときりがないので、あとは機会(と、やる気)があれば。

とりあえず実績として室内保管で毎日数キロ~数十キロぐらい乗って、状態の簡単なチェックは毎日、チェーンの注油なんかの整備は月1回程度やるなら5年経ってもちゃんと乗れてますよ。

外に置いておくなら耐用年数は2~3年程度でしょうか。乗り物を整備せずに雨ざらしにしておくなんて、ぁたし、まぢ、しんぢらんなぃんだけどー(鼻声)。だけどー。

それよりも、いじることを前提として買うのは大変に楽しいといえますし、ちょくちょく整備してやれば新品の快適性が保たれるうえ、自転車の部品交換によって得られるスキルはロードバイクやマウンテンバイクを買うさいにも役に立つと思われますので、皆様におきましてもそのようにすればいいんじゃないでしょうか。あくまでも自己責任の世界ですが。

パーツ交換については非公式Wikiにあった「乗れるミニ四駆感覚」という言葉がまさにそうで、オレのハートにビクンッときました。ビクンビクンッ!

てことで、やらないか(例の顔)。

ドッペルギャンガー依存の悪循環

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