靴の紐をゴムにしてスリッポン化したら超快適になりました


靴は脱いだり履いたりするたびに紐を締めて結ばねばならず、超ハイテクな21世紀にそんなことをしてられないからゴム紐を使うことにしたわけです。

もともとは靴紐が結べない子供のためのものらしいんですが、とても便利なので(見た目を犠牲にして)大人も靴にゴム紐を使うべきだと思った。あと、ゴム紐だと思った(思考停止)。

オレの自転車用ビンディングシューズが非常に適当なイタリア人が適当に作ったものであり、靴紐がやたらと長くてたびたびギアに絡んで不快な思いをしてたんですよね。もうちょっとガチな靴だったら全部ベルクロか何かになってたんでしょうけど、ちょうどこれしか売ってなかったんです。それでもイタリアブランドやぞ!!!1(盛大にはみ出す接着剤跡を隠しながら)

セットで買うか、バラで買うか

セットだと1200円程度と高く感じるかもしれない。だったらバラで買って得しちゃおう★と思ってユザワヤに詣でけるも値段はそれほど変わらず。手芸店に出回ってるようなやつだと樹脂パーツの色にあまり種類がないため、靴の色と合うならセット品のほうがいいかなという感想です。

バラで買う場合、丸ゴム(ゴムの断面が丸いやつ)の径は2.5~3mmが最適。ヘアゴムとかブレスレット用の丸ゴムが2.5mm、耐候性があるアウトドア用ゴムロープが3mmでした。アウトドア用ゴムロープはユザワヤのオリジナルブランドで発見。丸ゴムの種類はオカダヤ(東京・新宿)のほうが多少は種類が多かった気がする。ゴム紐の長さはローカットの靴だと50~60cmぐらいが2本必要。

ブレスレット用の丸ゴムも他の靴で試してみたところ、ちょっと弱いもののハードユースでなければ十分かなという程度の締め込みは得られました。なんといっても種類が多いのはいいですよね。直径3mmのアウトドア用ゴムロープはガッツリ締め込めるけど黒しか見つけられませんでした。

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樹脂パーツは2本用コードストッパーとコードエンドストッパーを2個ずつ購入すること。コードストッパーは店頭価格で1個300円弱、コードエンドストッパーが1個120円程度。

スニーカーなんかの場合は平ゴムタイプを買いましょう。100円ショップのセリアで売ってるやつがなかなかいいそうです。平ゴムと熱収縮チューブで自作という手もあるような気もしますが、おそらくというか確実に面倒です。買おうぜ、既製品!

というわけで丸ゴムタイプのレポっす。

1. いつもどおりゴム紐を通す

元の靴紐をズバズバっと取り去り墓場へ送ってターンエンド!!1! で、丸ゴムを靴紐と同じように通します。ローカットのトレッキングシューズで50cmちょうどでしたが、ちょっと余裕を見て60cm程度に切ってあります。別にゴム紐を通してから切ってもいいのよ。このゴム紐はユザワヤのアウトドア用ゴムロープで3メートル入りで298円。

切ったゴム紐はほつれやすいため、ほつれ予防のピケを塗ってから穴に通すといい案配です。

2. コードストッパーを取り付ける

ブタ鼻みたいなコードストッパーのボタンを押したまま穴にゴム紐を通し、ボタンを放して固定します。

3. 履いてゴム紐のたるみを調整

靴を履いた状態でいい締まり♂になるよう調整していきましょう。ゴム紐の端を引っ張りながら、つま先側から足首側へゴム紐がクロスした部分を引っ張っり上げていくと締まっていきます。

4. コードストッパーを締め込む

いい締まり♂になったらコードストッパーのボタンを押しながら根元側へ移動させ、ボタンを放して固定します。ここで脱いだり履いたりしてみて、締め込み具合と脱ぎやすさのバランス見ておくといいでしょう。

5. 余分なゴム紐を切る

5cmぐらいを残してゴム紐を切りそろえます。これは紐を緩めるためのマージンだと思うんですが、正直、緩めることはないと思われますのでお好みで短くしてもいいんじゃないでしょうか。

6. コードエンドストッパーを取り付ける

最後にゴム紐の端がほつれないよう、コードエンドストッパーで挟み込んで終了。

7. 完成

コードエンドストッパーがパタパタと動かないよう、ゴム紐のクロスした部分に挟み込んでおきましょう。見た目は微妙だけど、便利になって出動回数が激増しました。

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